毎年この季節になると農薬をまく時に何ですれば良いの?という質問をよく受けるんですね。
最近はボトルタイプになっていて、何もせずにそのまま撒けるタイプもありますが、一般的にはジョーロや噴霧器で薄めて散布するものなんです。そのほうが手間はかかりますが安く済みます。
家庭菜園ならジョーロで十分なんですが、畑とか広い所なら噴霧器が必要になってきます。うちの店も例外じゃありません。雑草が生えるんですよね。
そんな貴方に今回は除草剤・肥料・殺虫・殺菌剤の散布方法を紹介します。
散布方法をまとめました
散布方法は色々あるため自分にあったのを選択しましょう。
液体タイプの場合
おすすめする方法 | |
狭いところにまく場合 | ジョーロ・霧吹き |
広いところにまく場合 | 噴霧器 |
●そのまま散布可能な除草剤「ラウンドアップマックスロードALシリーズ」というのもあります。
粒タイプ
おすすめする方法 | |
狭いところにまく場合 | シャベル |
広いところにまく場合 | 散粒機 |
●そのまま散布可能な除草剤「ネコソギトップ粒剤」というのもあります。
狭い所に散布するならジョーロ
広範囲に散布しないならジョーロで十分です。最近は除草剤用のジョウロも販売されているので便利です。
除草剤用のジョーロは散水口(ハスの実)の穴を中央にのみに配列することで 広角に散水するのではなく、ピンポイントにねらいながら散水が可能なんです。
しかもこし網もついているのでゴミが入りづらく目詰まりしにくい構造です。
広いところにまくなら噴霧器がおすすめ
うちの店ではこれを使ってます。プロが使う噴霧器です。噴霧器では超有名な工進の噴霧器ミスターオートHS-401E(4L)です。
ミスターオートHS-401Eとは
液体タイプが散布出来る機械です。
これはなかなか良いです!値段が安いです。1000円ちょいしかしないのでジョーロを買うのと変わらないんです。
ジョーロも高いのは1000円くらいしますからね。霧状に吹き付けられるので広範囲にまけます。
噴霧器の使い方
手動でポンプを押して空気をタンクの中へ貯めます。
自転車の空気入れを押すみたいな感じでシコシコ20回くらい入れたらOK!
あとはノズルのレバーを押すだけで撒けるんです。ビックリするくらい簡単ですよ。
ただ噴霧器は壊れやすい製品なんです。でもこの製品なら部品がホームセンターに売ってます。
他の会社の製品だと取り寄せになる事が多いです。力を使うので女性やお年寄りの方は充電式か電池式がオススメです。
噴霧器のメンテナンス方法
壊れる1番の原因はパイプの詰まりです。
使ったあとは水をタンクに入れて噴霧して、パイプの中に残っている除草剤を出さないと駄目なんです。
本当にこれが原因での故障が多いのでご注意下さい。
ホームセンターでの噴霧器の価格はこちらで紹介しています。
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粒タイプをまくなら散粒機がおすすめ
粒タイプの方が簡単に散布することが出来ます。散布する除草剤や肥料がキチンと乾いていないと散布しづらくなってしまうので、必ず乾かしてから、まきましょう。
全面散布、スジまきも出来ますので色々な作物に対応出来ます。除草剤だけでなく殺虫・殺菌剤(粒状)もまけるので使いやすいです。
散粒機「工進HD-8」の使い方
※メーカーより
非常に簡単にまけます。
狭いところならコップやシャベルでも散布出来ます
狭い場所に粒タイプを散布するなら機械を購入しなくてもコップやシャベルなどで散布することも出来ます。簡単な方法なので最初はこれでも良いかもしれません。
何も用意しなくても散布出来る除草剤があります
【茎葉処理型】液体タイプの場合
ラウンドアップマックスロードALⅡ
キャップを開けて雑草にかけるだけで枯らせます。中栓がシャワー状になっているので広範囲に散布出来ます。
除草剤を薄める手間がないので楽です。ただ作物がある場所には散布出来ないので注意です。
【土壌処理型】粒タイプの場合
ネコソギトップRX粒剤らくらく散粒ヘッド
キャップを開けて散布するだけで雑草予防になります。中栓に穴が空いているのでシャワー状に散布出来ます。
あくまで雑草予防なので、すでに生えている雑草には効果がありません。それに作物がある場所には散布出来ないので注意です。
除草剤の選び方はこちらで紹介しています。
【プロおすすめ!!】除草剤の選び方をホームセンター社員が比較して紹介します。強力で雨にも強い除草剤はこれです!
除草剤の価格はこちらで紹介しています。
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